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今回は、全体否定とセットで覚えておきたい部分否定について見ていこう!
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「部分」という名前がついているからには、すべてを否定するって意味・・・ではないのよね。
![](https://delta-scope.com/wp/wp-content/uploads/2021/07/tea_normal.png)
その予測は当たっているよ!
それじゃあ、詳しく見ていこう。
それじゃあ、詳しく見ていこう。
部分否定とは一部だけを否定すること
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部分否定とは、その名の通り
「部分的に否定する」
ということなんだ。
「部分的に否定する」
ということなんだ。
全体否定は「すべて~ではない」と訳したけど、
部分否定は「すべて~というわけではない」と訳すのが特徴だよ。
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・・・えっ、どう違うんですか?
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確かに訳だけ見ても、違いが分かりづらいよね。
語尾に「~というわけではない」と付くことで、
語尾に「~というわけではない」と付くことで、
「すべてではないけど、中にはそうするものもある」
という部分的に否定する感じになるんだ。
Not all of the company employees join the labor union.
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not と all が一緒に用いられると、「すべて~というわけではない」という部分否定になるんだ。
ということで訳はこんな感じになるよ。
「すべての社員が労働組合に参加しているわけではない」
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「すべての社員が参加しているわけではない」
というのは言い換えれば、
「参加している社員も、参加していない社員もいる」
ということですかね?
というのは言い換えれば、
「参加している社員も、参加していない社員もいる」
ということですかね?
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うん、そうなんだ。
だから、社員を部分的に「参加していない」と否定していることになるので、部分否定となるというわけ。
だから、社員を部分的に「参加していない」と否定していることになるので、部分否定となるというわけ。
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部分否定は not とどんな語句と組み合わせになるんですか?
![](https://delta-scope.com/wp/wp-content/uploads/2021/07/tea_smile.png)
部分否定を表す組み合わせとしては、not ~ every、not ~ both といったものが代表的だね。
そして、特徴としては not と all や every といった「すべての」という意味の語句がセットになっていること。
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う~ん、こういう組み合わせは、ついつい「すべて~ない」と訳したくなっちゃいますね。
![](https://delta-scope.com/wp/wp-content/uploads/2021/07/tea_swe.png)
そうだよね。
でも、実際は部分否定が適用されるので、
「すべて~というわけではない」
という意味になるから、「すべての」という意味につられないように注意してね。
でも、実際は部分否定が適用されるので、
「すべて~というわけではない」
という意味になるから、「すべての」という意味につられないように注意してね。
部分否定となる副詞との組み合わせ
![](https://delta-scope.com/wp/wp-content/uploads/2021/07/tea_ok.png)
not とある副詞が一緒に使われるだけでも、部分否定になることがあるよ。
Employees are not always satisfied with good wages.
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主語である Employee は「社員;従業員」、
be satisfied with ~ は「~に満足する」、
そして、good wage は「よい給料;高い賃金」という意味なので、、、
be satisfied with ~ は「~に満足する」、
そして、good wage は「よい給料;高い賃金」という意味なので、、、
どういう訳になるかな?
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「社員はよい給料にいつも満足していない」
っていう意味ですよね!
っていう意味ですよね!
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確かに、そんな感じに訳したいところだけど、それでは正しい訳とは言えないよ。
実は not と副詞 always が一緒に使われると、「いつも~とは限らない」という部分否定の意味になるんだ。
したがって、さっきの英文は、
「社員はよい給料にいつも満足しているとは限らない」
と訳すのが正解ってわけさ。
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この英文も部分否定だったのね…!!
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「~しているとは限らない」という部分否定のニュアンスが付け加わることで、「給料がよくて満足している人もいるが、中にはそれだけでは満足していない人もいる」という意味になるわけだね。
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not とセットになって部分否定を作り出す副詞には他には何があるんですか?
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not necessary「必ずしも…ではない」
not exactly「必ずしも…ではない」
not quite「まったく…というわけではない」
not completely「完全に…というわけではない」
not exactly「必ずしも…ではない」
not quite「まったく…というわけではない」
not completely「完全に…というわけではない」
・・・といった具合に、この他にもたくさんあるんだ。
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でも、共通して言えるのは「必ず」「まったく」「すべての」という意味の副詞が多いということですね!
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さすが、いいところに気がついたね!
こうした意味を持つ副詞が否定文で使われていたら、その時は部分否定かな、と疑うようにしてね。
こうした意味を持つ副詞が否定文で使われていたら、その時は部分否定かな、と疑うようにしてね。