仮定法過去は過去という文言がついているけど、現在に関して述べているんだ。
そのあたりも詳しく解説していくからね！
仮定法過去の基本ルール
「もし彼女も一緒に来たら、もっと楽しくなるだろうに」
主節では would（could、might）の後に動詞の原形が続くんだ。
If 節の動詞が過去形になるから、仮定法過去と呼ばれるけど、実際は現在のことについて述べているんだよ。
だから訳も「もし彼女も一緒に来たら、…だろうに」となっているよね！
形だけが過去形であって、意味的には現在時制なんですね～。
こうして現在の事実に反する仮定を述べているんだね。
この場合なら「もし彼女も一緒に来たら」と言っているけど、実際はそんなことはないだろう、つまり「彼女は一緒に来ないんだけど…」という気持ちが込められているわけだね。
副詞節に be 動詞が用いられる場合
実際は was になるところも were にしてほしいんだ。
話し言葉では was が使われることもあるけど、原則として were しか使われないんだよ。
例えば以下の英文の（ ）に入れるべき be 動詞は何かな？
If I ( ) in your place, I would oppose this personnel change.
「もし私があなたの立場なら、今回の人事異動に反対するだろうに」
逆に言えば、主語が I や he なのに were が続いていたら、「これは仮定法過去だな」って見抜くヒントにもなるよね。
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