


先に言っておくと、ポイントは「仮定法」だよ。
hope の方が前向き、wish の方が後ろ向き

I hope I can pass the next driving test.
「次の運転免許の試験に合格できればいいのだが」

難しければ、hope の後に that を補うと構造が分かりやすいかと思うよ。




一方で、wish は hope とは対照的に、「起こる可能性が低い」場合に用いられるんだ。
I wish I could pass the next driving test.
「次の運転免許の試験に合格できればいいのだが」


こういう事実とは異なる裏の気持ちが込められた感じ、何か見覚えがあるような……。

そう、仮定法だよね。
だから、wish に続く部分では、I could pass ~ と仮定法過去の主節の形になっていることに気づけたかな?


「hope の方が前向き、wish の方が後ろ向き」
と覚えておくと分かりやすいと思うよ。
wish の後に仮定法過去完了が続く場合


I wish you had left home earlier then.
「あのとき、あなたはもっと早く家を出ていればよかったのに」

これは仮定法過去完了の if 節と同じ形になっており、「過去完了」とはつくものの、時制は「過去」について述べたもの。
ということで、「あのとき…であればよかったのに」というニュアンスになるんだ。


そして、仮定法ということは、実際には「早く家を出ることができなかった」ということなんだ。

仮定法なので、ここでも実際の事実とは異なることへの願望を込めているわけなんですね。