
今回は so と that を使った重要構文について見ていこう!

so と that を組み合わせた構文ってたくさんあって、見分けがつかないんですよね…

そうだよね!
それぞれ用法と意味が異なるから、整理していこう。
それぞれ用法と意味が異なるから、整理していこう。
さまざまな so that 構文
so ~ that … の構文

まずは、おそらく一番よく目にするであろう so ~ that … 構文から確認していこうか。

この構文はどんな意味なんですか?

so ~ that … は「とても~なので…」という意味だよ。
英文を交えて用法を見ていこう。
英文を交えて用法を見ていこう。
He was so excited that he could hardly express his feelings.

この構文では so と that の間に「形容詞」や「副詞」がくることが多いのが特徴だよ。

確かに excited「興奮した」という形容詞がこの位置に置かれていますね!

so ~ that … は「とても~なので…」に当てはめると、前半は「彼はとても興奮していたので」となるよね。
そして that 以下では hardly「ほとんど…ない」という準否定語が使われていること、そして過去時制の英文なので、could になっていることに注意してね。

hardly をはじめとする準否定語は not や no ほど強い否定ではない感じでしたよね。
だから、that 以降は「彼は自分の気持ちをほとんど表現できなかった」ですね。
だから、that 以降は「彼は自分の気持ちをほとんど表現できなかった」ですね。

その通り!
だから全訳は
だから全訳は
「彼はとても興奮していたので、自分の気持ちをほとんど表現できなかった」
となるよ。
so that S can[may] … の構文

次に紹介するのが、so that S can[may] … の構文だよ。
構文の形はほぼ同じ。
so と that の間に形容詞や副詞を挟まないのが見分けるポイント。
「Sが…するように」
という意味になるんだ。
She always keeps a notebook in her bag so that she can write down any good ideas on the spot.

She always keeps a notebook in her bag は「彼女はいつもカバンにノートを入れている」という意味。
その後に so that S can[may] … の構文が使われているよね!

そして、so that の後に she can が続いていますね。

構文の定石通り、so that の後の節に can という助動詞が含まれているね。
したがって、全訳は
「彼女はどんな良いアイデアでもその場で書き留められるように、いつもカバンにノートを入れている」
となるんだ。
, so that … の構文

最後に紹介するのが、, so that … の構文だよ。
「その結果…」と「結果」を表す構文として覚えてほしいんだ。
「その結果…」と「結果」を表す構文として覚えてほしいんだ。

これも前の2つの構文と形が似ていますね…

この用法の特徴は so の前にコンマが置かれることが多いということ。
その場合は結果を表す so that 構文として捉えるようにしてね。
その場合は結果を表す so that 構文として捉えるようにしてね。
She has left the hospital, so that she can eat whatever she wants.

この so that はその前の内容を受けて、その結果 so that 以降の内容が続くというニュアンスになるんだ。

つまり、”She has left the hospital” の結果、”she can eat whatever she wants” になったということですか?

その通り!
だから全訳は、「彼女は退院したので、(その結果)食べたいものを何でも食べられる」となるよ。
だから全訳は、「彼女は退院したので、(その結果)食べたいものを何でも食べられる」となるよ。