今回は未来を表す表現について見ていこうね!
未来形は中学校でも習うから、簡単そうですね!
そう、確かに中学校でも習うんだけど、もしかしたら未来形の違いを理解せずに使っているのかもしれないよ。
will と be going to … の違い
その場での意志か、計画的な行動か
「~するつもりだ」「~する予定である」のようなこれから起こる未来のことを表す場合、どのような表現を用いるかな?
will や be going to … ですよね?
そう、この2つは書き換えることが可能だと学校でも習ったよね。
でも、実はちょっとしたニュアンスの違いがあるんだ。
でも、実はちょっとしたニュアンスの違いがあるんだ。
えぇ、この2つって同じ意味じゃないんですか?
I will take a cooking class.
I am going to take a cooking class.
どちらの訳も
「私は料理教室に通うつもりである」
となり、これから料理教室に通うという未来のことを間違いなく表してはいるんだけど、ちょっとした意味の違いがあるんだ。
「私は料理教室に通うつもりである」
となり、これから料理教室に通うという未来のことを間違いなく表してはいるんだけど、ちょっとした意味の違いがあるんだ。
同じ訳なのに何が違うんですか?
どちらも「…するつもり」っていう未来のことを表しているんでしょ??
どちらも「…するつもり」っていう未来のことを表しているんでしょ??
そうなんだけど、will は「その場での意志」を表すのに対して、be going to … は「前々から考えていた計画」を示すんだ。
ん? それってどう違うんですか?
つまり、will を使った方の例文は、
「今、料理教室に行くことにした」
というニュアンスになるけど、一方で、be going to … の方は、「もう前々から通うことが決まっていた」 という感じになるんだ。
「今、料理教室に行くことにした」
というニュアンスになるけど、一方で、be going to … の方は、「もう前々から通うことが決まっていた」 という感じになるんだ。
なるほど~。
同じ未来のことを表していても、be going to … の方が計画性のある感じなのかしら。
同じ未来のことを表していても、be going to … の方が計画性のある感じなのかしら。
「計画性」というのはいい着眼点だよ!
will の方が今しがた決めたことになるから、具体的ではなくて曖昧な感じになるけど、be going to … が使われると、前々から決まっている感じがするんだ。
will の方が今しがた決めたことになるから、具体的ではなくて曖昧な感じになるけど、be going to … が使われると、前々から決まっている感じがするんだ。
A: Your PC isn’t working right, is it?
B: Is it true? I ( ) buy a new laptop.
Bの英文の( )に will か be going to … のどちらを入れるべきか分かるかな?
Your PC isn’t working right, is it?
は、「あなたのパソコン壊れていますよね」ということですよね?
は、「あなたのパソコン壊れていますよね」ということですよね?
そして、Is it true? は「それ本当ですか」と返答しているから、おそらくBさんはその事実に気づいていなかったのだろうね。
続けて、「新しいノートパソコンを買ってきます」と言っているよね?
続けて、「新しいノートパソコンを買ってきます」と言っているよね?
おそらくAさんに言われて、Bさんは今買いに行くことにしたのだから……?
そうか!
言われてその場で買いに行くことを決めた感じだから、will を入れたらいいんじゃないかしら?
言われてその場で買いに行くことを決めた感じだから、will を入れたらいいんじゃないかしら?
大正解!
試しに be going to … を入れると、パソコンが壊れていることには今気づいたのに、前々から新しいノートパソコンを買うことは決まっていたことになり、文意がうまくつながらないよね。
試しに be going to … を入れると、パソコンが壊れていることには今気づいたのに、前々から新しいノートパソコンを買うことは決まっていたことになり、文意がうまくつながらないよね。
そうかぁ、will と be going to … はただ単純に書き換えればいいってわけでもないんですね。
計画性があることかどうかをヒントに、どのような文脈で使われているかで、will と be going to … の使い分けを判断してみてね。