区切りを表す句読点



日本語でいう句読点と言えば何が思いつくかな?


句読点といえば・・・読点「、」や句点「。」のことですよね?


実は英語にも句読点があることを知っているかな?
今回は英語の句読点とは何かについて見ていこう!

句読点は文と意味を区切る役割をする



英文の句読点は何、と聞かれると答えに詰まってしまうかもしれないけど、英文の句読点は意外に見慣れているんだよ。


えっ、英文に句読点なんてないような気がするんですが・・・。


文中で使われるコンマ「,」や末尾に置かれるピリオド「.」、疑問符「?」は句読点なんだ。


えっ、そうなんですか?
確かにどの英文でも必ずといっていいほど、使われていますよね。


たとえばコンマ「,」は日本語でいえば読点「、」のような役割を果たすし、ピリオド「.」は句点「。」のようなものだよね。


確かに、日本語で置き換えるとそうなるかも・・・。


このように英文の句読点は、文の間合いを取ったり、調子を整えるたりするために使われるんだ。

コンマがあると、読んでいる時もそこで一呼吸置いたりするし、ピリオドがあると文の終わりを示すから、そこで大きな区切りがあることを示しているよね。



コンマやピリオドの他にも注意すべき句読点の仲間ってあるんですか?


よく使われるもので、意味を取りづらいのが、

コロン「:」
セミコロン「;」
ダッシュ「――」

の3つだろうね。



英文で時々見かけますが、何の記号なのかわからないから飛ばして考えていました。


コンマが「、」でピリオドが「。」のような意味を取るように、この3つの句読点にもちゃんと意味はあるんだ。

ただ、句読点に共通して言えるのは、そこで文が区切られているということだね。

文が区切られているということは、そこに意味の区切りもあるということ。
そして、程度で言えば、ピリオドが文を強制的に終わらせちゃうわけだから、一番強い区切る力を持っていると考えればいいよ。



句読点は文のリズムを整えるだけでなく、意味も区切る役割があるということを覚えておきますね。