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今回は最上級の意味を強める副詞について見ていこう。
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比較級の意味を強める副詞がありましたが、最上級にもあるんですね。
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最上級の意味自体が「最も~」なのに、さらにその意味を強めるというのもおかしな話なんだけどね(笑)。
最上級の程度を強める副詞は直前に置かれる
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最上級とは、3つ以上ある中から一番のものを決める用法だったよね!
そして、「the+最上級」というのが最上級の基本の形なんだけど、副詞の中には、この最上級の程度をさらに強める用法があるんだ。
そして、「the+最上級」というのが最上級の基本の形なんだけど、副詞の中には、この最上級の程度をさらに強める用法があるんだ。
Michelle is by far the best player in her volleyball club.
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この場合は by far という部分が the best という最上級を修飾して、どれだけ優れているか、その程度を強めているんだよ。
比較対象となるのは、in her volleyball club「彼女のいるバレーボール部」だから、バレーボール部の他の選手たちと比べて、ってことだね!
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最上級自体が、「一番~」という意味なのに、さらにそれを強めるって…
この by far はどう訳せばいいんですか?
この by far はどう訳せばいいんですか?
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確かに、難しいところだよね。
よくあるのは、「まさに」とか「ずば抜けて」といった訳語が使われるよ。
よくあるのは、「まさに」とか「ずば抜けて」といった訳語が使われるよ。
ということで、全訳は
「ミシェルはバレーボール部の中で、ずば抜けて一番優秀な選手である」
となるよ。
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最上級を強める副詞として by far 以外には何がありますか?
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by far の他には、
much、almost、far、nearly、quite
などがよく使われるかな。
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much は比較級を強める副詞としてもおなじみだけど、最上級を強める役割もあるんですね!
![](https://delta-scope.com/wp/wp-content/uploads/2021/07/tea_ok.png)
こうした副詞は比較級と一緒で必ず修飾する最上級の前に置かれることも押さえておこう。
最上級を使って順序を表す
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最上級は複数の中から一番のものを示す表現だけど、2番目、3番目のものを表すこともできるんだ。
Tommy is the second tallest boy in this class.
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tallest という最上級の前に the second という表現があるんですが…。
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the second は「第2の」という意味だよね。
このように最上級の前に「the+序数詞」を置くと、「2番目に~;3番目に~」という意味を作ることができるんだ。
つまり、
このように最上級の前に「the+序数詞」を置くと、「2番目に~;3番目に~」という意味を作ることができるんだ。
つまり、
「トミーはこのクラスで2番目に背が高い」
という意味になるよね。
じゃあ、「トミーはこのクラスで3番目に背が高い」という英文を作りたければどうすればいいと思う?
![](https://delta-scope.com/wp/wp-content/uploads/2021/07/stu_smile.png)
最上級の前に「the+序数詞」を置くというのが基本ルールだから、
Tommy is the third tallest boy in this class.
ってな感じで、「第3の」という意味になる the third をつけたらいいんじゃないかしら?
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大正解!
最上級を使った派生表現として、今回の用法も覚えておいてね!
最上級を使った派生表現として、今回の用法も覚えておいてね!