関係副詞の応用



関係副詞の基本用法は関係副詞の基本で学んだよね!


when とか where の用法について学びました!


今回は関係副詞の基礎を踏まえて、関係副詞の where を使った応用パターンを見ていこう。

関係副詞 where が示す場所の概念



関係副詞の where は場所を表す語句を先行詞にするんだけど、場所というのはとても応用がきく概念なんだ。
だから一見場所とは思えない語句も先行詞にすることがあるんだよ。


一見場所とは思えない語句? 例えばどんな語句ですか?


英文を交えて見てみよう!

There are cases where people misunderstand each other due to cultural differences.
「人は文化の違いによってお互いに誤解し合う場合もある」



この英文で where の先行詞は何だと思う?


where の直前には cases があるので、これが先行詞なんでしょうけど…。
これって場所を表す単語ではないですよね?


そうなんだ。果たして cases が場所を示す語句なのかというのがポイントなんだけど、直接的には場所を示す語句ではないよね。


はい、case は「場合;事例」という意味ですからね。


でも、「人は文化の違いによってお互いに誤解し合う場合(ところ)がある」という意味が成り立つので、case「場合」を1つの場所(ところ)と捉えているわけなんだ。


なるほど。だから、where の先行詞となるわけですね!


このように純粋な場所を示す語句だけでなく、そこから派生した語句も where の先行詞になることを押さえておこうね。