名詞構文の読解法
「名詞構文」……?
あまり聞いたことないなぁ~。どんな構文なんだろう?
名詞構文は動詞表現に置き換えてみる
名詞構文という言葉は、あまり耳にしたことがないかもしれないけど、ある程度の英文を読んだことがある人なら必ず一度は目にしているはずだよ。
そもそも、英語は「名詞」が中心の言葉なんだけど、日本語は「動詞」中心の言葉だから、無生物主語のような、そのままでは訳しにくいケースが発生してしまうんだ。
確かに無生物主語をそのまま訳すと、読みづらい日本語になったモ。
じゃあ名詞構文とはどんな用法なのか具体例を交えつつ見ていこう!
名詞構文の読解のコツ
主語の The existence of you に注目してみよう。
そのまま訳すと「あなたの存在」となるよね?
encourage ~ to … は「~に…するようにすすめる」、leave my last job は「前職を辞める」という意味だから、
「あなたの存在が私に前職を辞めるようにすすめた」
というのが直訳になるね。
う~ん、意味は分かるけど、「あなたの存在が~するようにすすめた」って何か変な日本語じゃない?
そうだね。じゃあ、ここでなぜこの英文は直訳だと不自然な感じになるのか、考えてみて。
無生物主語のルールに則ると、The existence of you を何とかしないといけないのかなぁ?
さすが、フモ君は無生物主語の内容をきちんと押さえているね。
不自然な感じの原因は The existence of you に隠されているんだ。
この名詞がくっついてできた主語を日本語で「あなたの存在」と名詞のままで訳してしまうから、ちょっと違和感を覚えてしまうんだよ。
さっき日本語は動詞中心の言葉だと言ったけど、この名詞ばかりの表現に動詞を入れてあげまよう。
名詞ばかりの表現に動詞を入れる?
混乱させちゃったかな? つまり、
「あなたの存在」 ⇒ 「あなたがいてくれたから」
としてみたらどうだろう?
そうすると、encouraged me to leave my last job とのつながりも自然になり、「あなたがいてくれたから、私は前職をやめる気になった」となって、読みやすい日本語になったでしょ?
訳す時は existence という動詞を exist という動詞に直して考える、ということなんだね!
こうした名詞を中心とした構文を「名詞構文」と呼ぶんだ。
英語で名詞が続いて1つの語句を作っている場合は、今回のように動詞を混ぜて一文のように訳すと自然な日本語になることが多いよ。
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今回は「名詞構文」について説明していくね!