![](https://delta-scope.com/wp/wp-content/uploads/2021/07/teacher_exp01.png)
![](https://delta-scope.com/wp/wp-content/uploads/2021/07/stu_sug.png)
前置詞 on というと「~の上」という訳が真っ先に思い浮かぶのですが・・・。
![](https://delta-scope.com/wp/wp-content/uploads/2021/07/tea_normal.png)
だよね!
そして、on の基本イメージはまさに
「上に乗っている」
そんな感じなんだ。
そして、on の基本イメージはまさに
「上に乗っている」
そんな感じなんだ。
前置詞 on のイメージは上に乗ったり、接したり?
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じゃあ早速、英文を交えて前置詞 on のイメージをつかんでみよう。
There is a glass vase on the desk.
「机の上にガラスの花瓶が置かれている」
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机の上に花瓶が乗っているから、
前置詞は on が使われている・・・んですよね?
前置詞は on が使われている・・・んですよね?
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まさに基本イメージに沿った on の使われ方と言えるね!
じゃあ次のような英文の on はどう捉えるかな?
じゃあ次のような英文の on はどう捉えるかな?
The clock on the wall keeps accurate time.
「壁にかかったその時計は正確だ」
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う~ん、上に乗っている・・・というよりは、時計が壁に触れている感じかしら。
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僕たちの感覚では壁に乗っているという感じではないよね。
乗るというと、どうしても上に乗るイメージがあるし、そもそも壁の上に乗る、というのがピンとこないしね。
でも、ネイティブはこれを乗っていると解釈するんだ。
乗るというと、どうしても上に乗るイメージがあるし、そもそも壁の上に乗る、というのがピンとこないしね。
でも、ネイティブはこれを乗っていると解釈するんだ。
むしろ、乗っていると考えるから難しいわけで、「接している」と考えた方がいいかも。
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ということは、さっきの英文も花瓶が机の上に接して乗っているってことですね!
on のイメージの応用
![](https://delta-scope.com/wp/wp-content/uploads/2021/07/tea_side.png)
on の接触のイメージは空間的にだけでなく、時間的にも応用されることもあるんだ。
On boarding the plane, I went to my seat.
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on …ing は「…するとすぐに」という意味になるから、
「飛行機に乗るとすぐに席に着いた」
というのが全訳になるんだけど、この on は時間的な「接触」を意味しているんだよ。
「飛行機に乗るとすぐに席に着いた」
というのが全訳になるんだけど、この on は時間的な「接触」を意味しているんだよ。
「…するとすぐに」という意味からも
board the plane「飛行機に乗る」という行為と
went to my seat「席に着いた」という行為が、on によって時間的に隣り合って接している感じがイメージできるよね!
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前置詞 on は「接している」というイメージの元、さまざまに派生して使われることが多いんですね。
単に「乗っている」という感覚だと、わかりにくい例も、この接触のイメージを持てば、理解しやすくなった気がします!
単に「乗っている」という感覚だと、わかりにくい例も、この接触のイメージを持てば、理解しやすくなった気がします!
影響が接するときの前置詞 on
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最後にちょっと変わった on のイメージも紹介しておくね。
Living in foreign country had a great influence on me.
![](https://delta-scope.com/wp/wp-content/uploads/2021/07/teacher_exp01.png)
主語の Living in foreign country は「海外での生活」
それが had a great influence on me「私に多大な影響を及ぼした」ということだよね。
それが had a great influence on me「私に多大な影響を及ぼした」ということだよね。
ただし、主語が無生物主語なので、訳し方を工夫して
「海外での生活が私に多大な影響を及ぼした」
→「海外生活で私はかなりの影響を受けた」
としてもいいだろうね!
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この on の用法だけど、「接している」というイメージとつながらないような・・・。
![](https://delta-scope.com/wp/wp-content/uploads/2021/07/tea_swe.png)
ちょっと発想を変えてみる感じで、
ここは a great influence が me に接している、
つまり、「大きな影響」が「私」に接している、そんな感じなんだけど・・・。
ここは a great influence が me に接している、
つまり、「大きな影響」が「私」に接している、そんな感じなんだけど・・・。
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なるほど、それはさすがにちょっと想像つかなかったです(笑)。
だから、on が使われているんですね。
だから、on が使われているんですね。
でも、「影響」はハッキリとした形のある物体ではないから、接するというのが、ちょっとわかりにくいかも。
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こうした「接している」から派生した「影響している」という意味で使われる on は他にもあるよ。
effect on、impact on、emphasis on
など、どれも「影響」に似たような語句とセットで使われているのが特徴だね!
今回は on について見てみよう。