今回は使役動詞の代わりをしてくれる get を紹介するよ。
使役動詞とは、make、let、have のことで、その後に目的語と原形動詞が続くんでしたよね!
get を使うと、その形も少し変わってくるんだ。
それじゃあ詳しく見てみよう!
それじゃあ詳しく見てみよう!
目的語の後に不定詞がくる「get+O+to 不定詞」
使役動詞 have は動詞 get を使って表現することもできるんだ。
確か、使役動詞の have は「Oに…してもらう」という意味でしたよね?
そう、使役動詞の中ではニュアンス的に一番ゆるい感じで、強制的な感じが薄い用法だったよね。
この have の代わりに get を使っても同様の意味になることがあるんだ。
この have の代わりに get を使っても同様の意味になることがあるんだ。
She had her brother carry new furniture.
She got her brother to carry new furniture.
「彼女は兄に新しい家具を運んでもらった」
使役動詞 have を使った英文を get を使って書き換えたらこうなるんだけど……何か気づかないかな?
あ、動詞の後の形がちょっと違いますね?
その通り!
使役動詞 have の場合は、目的語の後に原形動詞が続くんだけど、get を使った場合は、「to+原形動詞」が続いているよね?
ここがポイントになるよ。
使役動詞 have の場合は、目的語の後に原形動詞が続くんだけど、get を使った場合は、「to+原形動詞」が続いているよね?
ここがポイントになるよ。
なるほど。
She got her brother carry としちゃダメなんですね。
She got her brother carry としちゃダメなんですね。
have を使っても、get を使ってもだいたい同じ意味にはなるけど、have だと「相手にそうしてもらうのが当たり前」みたいなニュアンスで使われることが多い一方で、get を使うと努力したり、説得したりして、相手に「…してもらう」という意味になるんだ。
となると、さっきの英文でも、She got her brother to carry new furniture. の方は「お兄さんに家具を運んでくれるように頼んでしてもらった」という感じになるんだね。
そうなるよね。
使役動詞の have とセットで、「get+O+to 不定詞」の用法も押さえておこう!
使役動詞の have とセットで、「get+O+to 不定詞」の用法も押さえておこう!