can の次は may という助動詞がテーマだよ。
may も can と同じくよく使われるんだけど、意味は適当な感じで流しているかも・・・。
may は特にアメリカ英語でよく使われるんだ。
今回はよく使われるニュアンスを中心に見ていこうね!
今回はよく使われるニュアンスを中心に見ていこうね!
may には許可と推量の2つの意味がある
may というと、まずはどんな意味が思いつくかな?
う~ん、「…してもよい」という意味がありませんでしたっけ?
そうだね。
「…してもよい」というのは”許可”のニュアンスになるね。
「…してもよい」というのは”許可”のニュアンスになるね。
さらにもう1つ、「…かもしれない」という” 推量”という意味もよく使われるんだ。
May I use your call phone.
「あなたの携帯電話を使ってもいいですか」
May I …? というフレーズはよく見かけます!
このフレーズを見たら、「…してもいいですか」と覚えているかもしれないけど、この時に使われる may はまさに”許可”の用法だよね!
The news of his hospitalization may be true.
この may は「…してもよい」と”許可”で訳すとどうなるかな?
彼が入院したという知らせは本当でもよい」
・・・このままだと不自然な感じだわ。
でしょ!
この場合は「…かもしれない」という”推量”のニュアンスで使われていると考えてね。
この場合は「…かもしれない」という”推量”のニュアンスで使われていると考えてね。
だから英文の訳は
「彼が入院したという知らせは本当かもしれない」
って感じになるんだ。
may は予想以上に曖昧な表現
may は僕たちの想像以上に曖昧な意味を持っていることを知っているかな?
まぁ、「…かもしれない」と訳すくらいですしね。
でもね、「…かもしれない」という”推量”の意味でも、 実は「…かもしれないし、そうではないかもしれない」 くらいの意味、つまり50%くらいのニュアンスで使われているんだよ。
50%って、思った以上にあやふやで自信のない感じの表現なんですね。
The news of his hospitalization may be true.
「彼が入院したという知らせは本当かもしれない」
この例文では may が使われているから、彼が入院したという知らせは本当かもしれないし、デタラメかもしれないね・・・
くらいの気持ちが込められているんだ。
くらいの気持ちが込められているんだ。
例えば、「明日は雨かもしれません」と言われると、場合によっては70%くらいは雨が降るってことなんじゃ・・・と思うこともあるかもしれないよね。
確かに、「…かもしれない」という訳し方だけを見ていたら、筆者や話し手がどれだけ自信を持って言っているかはわかりませんね。
実は may は50%くらいの気持ちしか込められていない確実性のない曖昧な表現だってことを覚えておいてね!