まずは分詞構文の基本用法から見ていこう!
分詞構文では副詞節の接続詞と主語が省略される
次の英文を使って、分詞構文を作る手順を見ていこう。
When he opened the box, he found a lot of foreign coins in it.
「彼が箱を開けてみると、中にはたくさんの外国の硬貨が入っていた」
ということは・・・
When he opened the box
の方が分詞構文になるんですね!
分詞一語で、接続詞と主語と動詞の3つの働きをしてしまう用法のことなんだけど・・・。
ということは、まず何からしないといけないと思う?
すると、When を取ればいいわけだから、
he opened the box
となるよね。
次は主語も取ってみて。
opened the box
これだけになっちゃっいました!
すると opening the box となるよね。
あとは、主節と繋げたら完成だよ!
Opening the box, he found a lot of foreign coins in it.
分詞構文を見極めるポイント
Opening the box, he found a lot of foreign coins in it.
どう訳せばいいと思う?
つまり、分詞構文が使われている、Opening the box に主語と接続詞を補えばいいんだよ。
主語が省略されている場合は、主語が主節と同じなので、he だとすぐにわかるよね。
◆時を表す接続詞:「…する時」という意味の when なのか、「…する後」という意味の after、「…する前」という意味の before
◆理由を表す接続詞:「…なので」という意味の as
◆条件を表す接続詞:「もし…ならば」という意味の if
◆譲歩を表す接続詞:「…だけれども」という意味の though
一般的にはこの4つのパターンが考えられると説明されているよ。
実際の英文では if や though が省略されているケースはほとんどないんだよ。
だから、まずは時を表す when か、理由を表す as あたりを試してみれば、たいていはピタッと当てはまるものなんだ。
じゃあ、そのルールに則れば、Opening the box という分詞構文は接続詞に When、主語に he を補えばいいということがすぐにわかりそうです!
時制に関係なく分詞は …ing の形になっているので、現在形なのか、過去形なのかを主節を見て判断しよう。
この英文の場合、主節はどうなっているかな?
(1)省略されている主語を見抜く
(2)接続詞は when か as を当てはめてみる
(3)分詞を動詞に直す時は時制に気をつける
この3点がとにかく重要だから、しっかりと覚えておこうね!