関係詞節で副詞の働きをする関係副詞
where は先行詞が場所に関連した名詞
when は先行詞が時に関連した名詞
why は先行詞が the reason「理由」
how は先行詞が the way「方法」
関係副詞は名前に「副詞」とついているように、where や when が関係詞節の中で副詞的な役割をするのが大きな特徴だよ。
関係副詞 where の用法
This is the famous city where the president went last year.
「ここは、大統領が去年訪れた有名な街である」
他に場所を表す名詞はないからね。
the president went to the famous city という繋がりになるはずなのに、前置詞 to はどこに消えたのかしら?
だから、もし上の英文を which を使って表わすなら次のようになるよ。
This is the famous city which the president went to last year.
This is the famous city to which the president went last year.
なぜなら、関係代名詞 which には前置詞のニュアンスが含まれていないからね。
また、この where は関係詞節では、the president went to the city last year の to the city の代わりをしていると言えるよね。
英文でいえば、まさに副詞句に当たる部分。
だから、関係詞が副詞の役割を果たすということで、関係副詞なんだ。
関係副詞の用法が段々とわかってきました。
関係副詞 when の用法
Next Monday will be the day when we will attend the board meeting.
「次の月曜日は私たちが役員会議に出席する日だ」
それじゃあ、この when を関係代名詞の which に置き換えるとどうなるかな?
えっと・・・in を書き加えればいいのかしら?
主語の Next Monday が「次の月曜日」と特定の日を指しているのもヒントになるんだけど、on をつけるのが正解になるんだ。
つまり、which を使って書き換えると、次のようになるよ。
Next Monday will be the day on which we will attend the board meeting.
関係詞節の中で副詞の役割をすること、これら2点が関係副詞の基本だから、きちんと覚えておこうね!