原級表現は2つのものを比べて、程度や数量が同じくらいの状態を表す用法だよ。
as ~ as ということは2つの as の間に何か言葉を入れるんですか?
うん、たいてい形容詞か副詞が来ることが多いよ。 例文を交えて確認してみよう!
原級は同じくらいのものを比較する表現
The movie is as interesting as that one.
as と as の間に interesting「面白い」という形容詞があるよね。そして2つ目の as 以降に主語と比較する対象を続けるんだ。
つまり、この場合なら This movie「この映画」と比較されているのは that one「あの映画」ということになるよね!
訳し方は「AはBと同じくらい~だ」とすれば大丈夫だよ。
「この映画はあの映画と同じくらい面白い」でいいのかしら?
そうだね、その訳し方で問題ないよ。
ちなみに2つ目の as は接続詞の as なんだ。
だから、as の後ろは本当なら主語と動詞の形じゃないといけない。
ちなみに2つ目の as は接続詞の as なんだ。
だから、as の後ろは本当なら主語と動詞の形じゃないといけない。
あれ、that one だけで、動詞が見当たらないわ……。
そうだね。本来は以下のような英文になるんだ。
2つ目の as 以下に省略されている動詞を書き出す
The movie is as interesting as that one is.
でも2つ目の as 以下の動詞が前の部分と同じ場合は省略することができるんだよ。
この場合だと、This movie is の that one is の is は同じ be 動詞だよね!
この場合だと、This movie is の that one is の is は同じ be 動詞だよね!
そうか、だから that one is の is が省略されて that one だけになっているんですね。
ちなみに1つ目の as は副詞で「同じくらい」という意味で使われているけど、A … as ~ as B で「AはBと同じくらい~だ」という構文だと覚えてしまった方がいいだろうね。