不定詞の表す時

英語王子

今回は不定詞が表す時制について解説していくね。

to によって導かれる不定詞句の時制、つまり、不定詞句の内容が現在、過去、未来など
どの時点の話をしているのか・・・
そんなことを考えたことってあるかな?



もぐら

そう言われてみれば、意識したことないモ~。



英語王子

じゃあ今回の事例も英文を交えて見ていこうね!



不定詞の前後で時制が変わる

不定詞の表す時
「彼は女の子の前だと恥ずかしいみたいだ」
英語王子

さて、to be shy with girls「女の子の前で恥ずかしがる」の時制は何形でしょう?
現在形なのでしょうか?
それとも過去形なのでしょうか?



もぐら

えっ、to 以下の内容の時制ってこと?
う~~~~ん。



英語王子

この場合は、不定詞の前が He seems と現在形なので、
同様に不定詞以下も現在形となるんだ。



もぐら

な~んだ、普通でいいんだ。



英語王子

聞き方がややこしかったかな(笑)。
「彼が…のようだ」「女の子の前で恥ずかしがる」
全訳を見ると、この2つはどちらも現在形の訳になっているよね!

ところが、不定詞の前後で時制が変わる場合があるんだ。



不定詞の表す時
「彼は女の子の前だと恥ずかしかったようだ」
英語王子

このように to の後に"have + 過去分詞"が続くと、不定詞句は to 前の時制より1つ前の時制を表すことになるんだ。



もぐら

じゃあ to の前と後ろで時制が違うってこと?



英語王子

そうだよ。
つまりこの場合だと、to より前は He seems という現在形、
でも to より後は have been shy と完了形になっているので、
現在形より1つ前の時制、つまり「過去形」になるということ。



不定詞の表す時
英語王子

このように同じ英文でも、時制のズレが表れるため
全訳の「彼は女の子の前だと恥ずかしかったようだ」のように
過去形と現在形が混同している形になるわけだね。



もぐら

to の後に"have + 過去分詞"がつくと
時制が1つ前になる、ということを覚えておいたらいいんだね!



不定詞より前の部分が過去形の場合

英語王子

それじゃあ不定詞より前の部分が過去形になると、どうなると思う?



不定詞の表す時
もぐら

確かに不定詞前の部分 They seemed と過去形になっているね。
さっきのルールに従うなら、to 以下は過去より前の時制になるってこと?



英語王子

その通り!
この場合、have known each other の部分は
過去より1つ前の時制、つまり「過去完了形」になるよ。



不定詞の表す時
英語王子

だから、英文の訳は次のようになるんだ。
「彼らは前から知り合いのようだった」

過去よりもっと昔の時点から知り合いだったので、
「前から」という言葉を補うといいだろうね。



もぐら

過去完了形というと"had + 過去分詞"という形だけど、
不定詞の場合は"have + 過去分詞"でも過去完了形の
意味になるんだね。



英語王子

少しややこしいけど、
「to の後に"have + 過去分詞"がつくと時制が1つ前になる」
というルールを覚えておいてね!



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