動名詞を目的語にとる動詞

動詞には動名詞や不定詞を目的語にとるものがあるけど、動名詞しか目的語にとらない動詞もあるんだ。

そのあたりも含めて、詳しく見ていこうね！

動詞が動名詞を目的語に取る、とはどういうことなのか？
例文を交えて考えてみよう。

この英文では、enjoyed という動詞の後に、talking という動名詞が続いているわけだから、まさに、動詞が動名詞を目的語にとっている、と言えるね。

ちなみに、enjoy は後ろに動名詞をとって「…することを楽しむ」という意味になるんだよ。

うん、あるけど、数がたくさんあるので、以下のような代表的なものから覚えておけばいいと思うよ。

admit、avoid、appreciate、consider、deny、escape、finish、mind、miss、quit、suggest、give up、put off

それでは、これらの動詞を使った例文で用法を確認してみよう！

consider は動名詞を目的語にとり、consider …ing で「…することを考える」という意味だよ。

ついつい、不定詞を続けたくなるかもしれないけど、ここを considered to visit としてしまうと、間違いになるので注意してね！

いやいや、この having a rich history「豊かな歴史のある」は the temple にかかる分詞句。
だから、この having は動名詞ではなく分詞なので、引っかからないように注意してね。

したがって、全訳は
「豊かな歴史のあるその寺を訪問することを考えた」
となるよ

うん、そこがややこしいところなんだけど、
「動名詞を目的語に取る動詞」
「不定詞を目的語に取る動詞」
の用法をそれぞれ見極めて、きちんと区別していってね。