不定詞や分詞構文の挿入



不定詞や分詞構文が文中に挿入される場合を今回は見ていこうね。


へぇ~。
単なる語句だけでなく、不定詞や分詞構文まで挿入されることがあるんですね。


特に分詞構文は節だから、挿入されると場合によっては英文がかなり長くなることもあるんだ。

挿入箇所が長くなっても見分け方は同じ

不定詞の挿入

He is, so to speak, a high flyer during this time.
「彼はいわばこの時代の申し子である」



この英文で挿入されている部分は so to speak の部分ですよね!


そうだね。
これは to speak となっていることからも不定詞句だね。
so to speak は「いわば」という意味で、このように文中に挿入される不定詞句は、慣用句的に使われる表現がほとんどなんだよ。


慣用句的に・・・ってどういうことですか?


不定詞というと「…すること」と訳す名詞的用法や、
「…するための」と訳す形容詞的用法、
「…するために」と訳す副詞的用法があるよね?

でも、このような慣用句的な表現の場合は、不定詞の意味がどうこうよりも、そのまとまりを意味とセットで覚えておくといいってこと。



じゃあ、so to speak という表現を見れば、to 不定詞の意味を考えるんじゃなくて、「いわば」と自動的に変換しちゃうくらいでいいんですね。

他にも不定詞を含む慣用句的な表現はあるんですか?



似たような表現では以下のようなものがあるよ。
needless to say「言うまでもないが」
strange to say「奇妙なことに」
to be frank「率直に言うと」
to be brief「要するに」


ただし、これらの表現は文中に挿入されるというよりも文頭に置かれることがほとんどなんだ。

だから、今回のように文中に挿入されていたとしても、文頭に置き換えて考えてみると分かりやすいはずだよ。

分詞構文の挿入

The student, not feeling well, was absent from school.



この英文で挿入されている箇所は、コンマで挟まれている部分、
つまり、not feeling well の部分だよね。


でも、分詞構文は普通文頭に置かれることの方が多くないですか?


そうなんだ。だから、この場合も文頭に持ってきて考えてみて!
つまり本来は以下のようになるよ。

Not feeling well, the student was absent from school.



さらに、分詞構文で省略されている接続詞や主語を補うと…。

As the student did not feel well, he was absent from school.



かなり、わかりやすくなりましたね!
英文の訳は、
「その生徒は体調が良くなかったので、学校を休んだ」
って感じでOKですよね。


不定詞であっても、分詞構文であっても、挿入されている部分の見分け方は一緒。

挿入されている箇所で訳してみて、それでもしっくりこなければ、今回のように文頭に持ってきて普通の英文の順序で考えてみると、わかりやすいはずだよ。