不定詞の形容的用法
どうして分かりづらいの?
形容詞的用法と呼ばれる意味を理解せずに、訳し方だけ覚えている場合が多いからだよ。
ということで、不定詞の形容詞的用法について詳しく解説していくね!
形容詞的用法は不定詞が名詞を修飾する用法
形容詞的用法は「形容詞」と言うくらいだから、不定詞の部分が名詞にかかるんだ。
日本語でも形容詞は名詞を修飾するよね?
うん、「美しい桜」の場合なら、「桜」という名詞を修飾している「美しい」が形容詞となるんだよね!
不定詞の形容詞的用法で最も有名な訳し方が、不定詞の部分を「…するための;…すべき」とする訳し方だよ。
to do の不定詞句が work「仕事」という名詞にかかっているため、この場合は形容詞的用法だと判断し、「すべき仕事」となるわけだね。
つまり、名詞と不定詞句の間で、不定詞 to を取ると、do work という繋がりが成立することになるんだ。
じゃあ、以上を踏まえて、次の英文を確認してみよう。
この英文には不自然な箇所が1点だけあるんだけど、それはどこか分かるかな?
え~、どこにも間違いなんてなさそうだモ~。
ヒントは live の後にある単語が抜けているんだ。
さっき、不定詞の形容詞的用法では、名詞と不定詞句の間で不定詞 to を取ると、繋がりが成立すると言ったよね?
うん、だから to を取ると、live house という繋がりになるよね?
ちょっと待って!
「家に住む」という場合は live house ではなく、live in house とするよね?
だから、正しくは以下のようになるんだ。
そうか、to があっても動詞に続く前置詞は忘れちゃだめなんだね。
他にも「話すための誰か」⇒「だれか話をする相手」を英語にすると、
someone to talk ではなく、someone to talk to となるよ。
talk to ~ で「~と話す」という意味になるから、前置詞 to を外すことはできないんだ。
名詞の内容を不定詞が具体的に説明する場合
不定詞の形容詞的用法には、名詞の内容を不定詞が具体的に説明する場合もあるんだ。 次の英文で詳しく見ていこうね。
keep one's promise は「約束を守る」、a high-level university は「一流大学」という意味だよ。
さて、his promise にかかる to enter a high-level university の不定詞句はどんな約束かを具体的に表しているからどういう関係になるかな?
えっと、his promise = to enter a high-level university で、
「彼の約束」=「一流大学に入学すること」ということだよね!
そうだね!
このように、名詞と不定詞句の内容がイコールで結ばれる場合、不定詞は「…という」と訳すとうまくいくことが多いんだ。
だから、上の例文の全訳はどうなるかな?
う~んと、「彼は一流大学に入学するという約束を守った」でいいんだよね!!
不定詞の形容詞的用法というと、「…するための;…すべき」という訳し方が一般的だけど、それに加えて、「…するという」という訳し方も覚えておいておこうね。
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不定詞の3つの用法でも一番分かりづらいのが、形容詞的用法なんだ。