仮定法の本来の意味

英語王子

今回は仮定法について見ていくけど、 そもそも仮定法ってどういう意味か知っているかな?



もぐら

接続詞 If が使われているんだけど、普通の仮定とはまた違うんだよね。
でもどう違うかが分からないモ!



英語王子

仮定法と普通の仮定とはどう違うのか?
ここでつまずく人が結構多いみたいだね。
実際に例文を交えて見ていくと分かりやすいよ。



現実になりそうにない感じが仮定法のイメージ

仮定法の本来の意味
英語王子

上は If を使った普通の英文で、下は仮定法過去の用法だよ。
仮定法過去についてはまた別の機会に説明するから、今は意味だけ追ってね。

実は、どちらの英文も現在のことを述べているんだ。
そして上の英文の訳は
「もしこのクーポンを使えば、その商品をもっと安く買える」
となり、下の英文の訳は
「もしこのクーポンを使えば、その商品をもっと安く買えるだろう」
とほとんど違いはないんだ。



もぐら

語尾に「…だろう」がついているだけだよね? 一体どう違うの?



英語王子

上は普通の仮定だから、「もしこのクーポンを使えば」と文字通りの意味だけど、仮定法は同じ「もしこのクーポンを使えば」でも裏の気持ちが込められているんだ。



もぐら

裏の気持ち? なんかゾクゾクするね(笑)



英語王子

いや、そういうコワイ感じじゃなくて、文面とは反対の気持ちが込められているんだ。
つまり、「もしあなたがこのクーポンを使えば」と言いつつも、「たぶん実際は使うことはないんだろうけど」という気持ちが込められているんだよ。



もぐら

じゃあ、「もし…すれば」と言いつつも、本当はそういう風にならないと分かってるってこと?



英語王子

そうだよ。
よく教科書で見る仮定法の英文に

If I were a bird, I could fly
「もし私が鳥だったら、飛ぶことができるのに」

というのがあるけど、この If I were a bird というのは、話し手が本気で鳥になれると思っていると思う?



もぐら

人が鳥になるっていうのはちょっと無理だよね。
あくまでなったとしたら、ってことでしょ?



英語王子

その「あくまで…だったら」ってところが仮定法のニュアンスなんだ。
つまり「実際はそうじゃないんだけど」という裏の気持ちがあるってことだよね!



もぐら

なるほどね~。
そういう現実にはならないようなニュアンスが仮定法には含まれているんだね!



仮定法を日本語に訳す場合の注意点

英語王子

仮定法は実現しないことを言っているから、よく「…だろうに」を語尾につけているけど、これは日本語で表現するにはそうするしかないから、便宜上そうなっているだけなんだ。
だから、「…だろう」でもいいから、普通の未来形や意志を表す表現と混同しないようにしてね。



もぐら

そうか、日本語に訳すと will が使われている未来形も「…だろう」と訳すもんね!



英語王子

字面だけ追って判断するんじゃなくて、英文の構造や文脈から「これは仮定法だな」「これは未来形だな」って区別できるようになろうね。



ビジネスシーンで使える英文法をメルマガでお届け!

英語王子

このサイトを見て英文法をもっときちんと勉強したいという方のために、英文法メルマガ『ビジネスシーンで使える英文法上達レッスン』を毎週発行しています。

このメルマガではビジネスシーンで使われる英文法や語句を交えて分かりやすく解説しています。英文法だけでなくビジネス英語も学習できるので、TOEIC対策にもうってつけですよ!



もぐら

せっかくこのサイトで身につけた英文法の知識を試す意味でも、ぜひ登録しておくモ!



英文法メルマガの登録はこちら
メールアドレス