仮定法の本来の意味
接続詞 If が使われているんだけど、普通の仮定とはまた違うんだよね。
でもどう違うかが分からないモ!
仮定法と普通の仮定とはどう違うのか?
ここでつまずく人が結構多いみたいだね。
実際に例文を交えて見ていくと分かりやすいよ。
現実になりそうにない感じが仮定法のイメージ
上は If を使った普通の英文で、下は仮定法過去の用法だよ。
仮定法過去についてはまた別の機会に説明するから、今は意味だけ追ってね。
実は、どちらの英文も現在のことを述べているんだ。
そして上の英文の訳は
「もしこのクーポンを使えば、その商品をもっと安く買える」
となり、下の英文の訳は
「もしこのクーポンを使えば、その商品をもっと安く買えるだろう」
とほとんど違いはないんだ。
語尾に「…だろう」がついているだけだよね? 一体どう違うの?
上は普通の仮定だから、「もしこのクーポンを使えば」と文字通りの意味だけど、仮定法は同じ「もしこのクーポンを使えば」でも裏の気持ちが込められているんだ。
裏の気持ち? なんかゾクゾクするね(笑)
いや、そういうコワイ感じじゃなくて、文面とは反対の気持ちが込められているんだ。
つまり、「もしあなたがこのクーポンを使えば」と言いつつも、「たぶん実際は使うことはないんだろうけど」という気持ちが込められているんだよ。
じゃあ、「もし…すれば」と言いつつも、本当はそういう風にならないと分かってるってこと?
そうだよ。
よく教科書で見る仮定法の英文に
If I were a bird, I could fly
「もし私が鳥だったら、飛ぶことができるのに」
というのがあるけど、この If I were a bird というのは、話し手が本気で鳥になれると思っていると思う?
人が鳥になるっていうのはちょっと無理だよね。
あくまでなったとしたら、ってことでしょ?
その「あくまで…だったら」ってところが仮定法のニュアンスなんだ。
つまり「実際はそうじゃないんだけど」という裏の気持ちがあるってことだよね!
なるほどね~。
そういう現実にはならないようなニュアンスが仮定法には含まれているんだね!
仮定法を日本語に訳す場合の注意点
仮定法は実現しないことを言っているから、よく「…だろうに」を語尾につけているけど、これは日本語で表現するにはそうするしかないから、便宜上そうなっているだけなんだ。
だから、「…だろう」でもいいから、普通の未来形や意志を表す表現と混同しないようにしてね。
そうか、日本語に訳すと will が使われている未来形も「…だろう」と訳すもんね!
字面だけ追って判断するんじゃなくて、英文の構造や文脈から「これは仮定法だな」「これは未来形だな」って区別できるようになろうね。
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今回は仮定法について見ていくけど、 そもそも仮定法ってどういう意味か知っているかな?