関係代名詞の what

英語王子

who や which といった関係代名詞で導かれている部分を「関係詞節」「関係代名詞節」なんて言うんだ。



もぐら

who や which の後の主語と動詞を含む部分は、節の形になっているもんね。
その部分を1つのまとまり(節)と考えるんだよね?



英語王子

そうだね。
そして、この関係詞節の定義を踏まえて、今回は関係代名詞の what を詳しく見てみよう!



関係代名詞 what は文の主要素になれる?

英語王子

関係詞節とは、関係代名詞の前にある先行詞を修飾する部分だから、
関係詞節単体では、文の主要素である、

主語(S) 動詞(V) 目的語(O) 補語(C)

になることはできないんだ。



もぐら

なんで?



英語王子

あくまで関係詞節は、先行詞を修飾して、詳しく説明している部分にすぎないからだよ。
つまり、主役は先行詞の方で、関係詞節は主役の引き立て役みたいなものと考えれば分かりやすいかな?

だから、関係詞節は、主要素となる主語や目的語を説明している「修飾語」という分類になるんだ。



関係代名詞の what
「これは多くの生徒が使っている人気の英和辞典である」
英語王子

この場合、which a lot of students use の部分が関係代名詞節であり、a popular English-Japanese dictionary を修飾しているよね。

でも、which 以下は文の主要素、つまり、SVOCのどれにも当てはまらないんだ。



もぐら

え~っと、which までの文構造を見ていくとこんな感じだよね?



関係代名詞の what
英語王子

そうだね。
第2文型のSVCとなり、which a lot of students use は、ちょうど補語(C)の部分を修飾する修飾語(M)になるんだ。



もぐら

ということは、修飾語として、その辞書がどんな辞書なのか、which 以下で説明しているにすぎないってこと?



英語王子

そうなるね。
だから、which 以下の関係詞節を取り除くと・・・



関係代名詞の what
「これは人気の英和辞典である」
英語王子

ほら、これだけの要素でも英文として成立しているよね!



もぐら

確かに、ちゃんと主語と動詞があって、1つの英文になっているね。

この場合は、先行詞の a popular English-Japanese dictionary という主役を関係詞節が引き立てているだけであって、その関係詞節自体は SVOCのどれでもないんだね。



関係代名詞 what は先行詞を含む

英語王子

このように関係詞節が単体で、主語、動詞、目的語、補語になることはあまりないんだけど、関係代名詞 what だけは別格なんだ。



関係代名詞の what
「彼が描いているのは彼の妻の肖像画だ」
英語王子

この英文の文構造を見ていくと・・・



関係代名詞の what
もぐら

What he is drawing の部分が 主語(S)という主要素になっているモ!



英語王子

このように、関係代名詞 what が含まれると、主語・目的語・補語のどれかになることがほとんどなんだ。



もぐら

でも、さっき関係代名詞節を含む節は、SVOCにならないことが多いって言ってたよね?
なんで、what が含まれるとそのルールから外れてしまうの?



英語王子

それはね、多くの関係代名詞が先行詞を修飾するのに対し、「what にはそれ自体に先行詞が含まれているから」なんだ。



もぐら

関係代名詞に先行詞が含まれているって、どういうこと~?



英語王子

関係代名詞 what は「…するもの;…すること」と訳すんだけど、厳密に言うと

what = the thing(s) which

と置き換えることができるんだよ。



もぐら

なるほど!
what にはあらかじめ the thing(s) という先行詞が含まれているってことだね!?



英語王子

さっきの例文でも、What he is drawing は
The thing which he is drawing「彼が描いているもの」
と、名詞っぽく訳すことができるため
主語(S)や目的語(O)といった主要素になることができたんだ。



もぐら

名詞の形なら主語や目的語になれるもんね!



英語王子

これまで、もしかしたら関係代名詞 what を機械的に「…するもの;…すること」と訳していた人も多かったのでは?

でも、今回の内容を踏まえれば、先行詞を含んだ節を作り、文の主要素にまでなってしまう what 独自の用法をより深く理解できるはずだよ。



英文法を学ぶなら、この無料メルマガがオススメ!

英語王子

当社が平日日刊で発行している無料メルマガ「英語和訳のノウハウ」は、毎回1つの英文法にテーマを当て、英文を交えて読解の仕方や和訳のコツを解説しています。

これまで30000人以上の人が購読しているこのメルマガで、英文法の勉強を始めてみませんか?



もぐら

読者のみんなが自分の訳を投稿できたり、投稿した和訳が添削されたり、と参加できるコンテンツも色々あるから、毎回楽しく読み進めることができるよ。

メルマガには下記フォームから登録してね!



英語和訳メルマガ 登録フォーム
メールアドレス

※ご登録いただいたメールアドレス宛にメールをお届けいたしますので、
お間違いのないようにご入力ください。