時制の一致の例外

英語王子

時制の一致について勉強したけど、やはり何事にも例外はつきもの。



もぐら

なんと! 時制の一致にも例外があるのかぁ…。



英語王子

厄介なことに、本来なら時制が一致するはずなのに、一致しないケースもあるんですねぇ。



過去でも現在でも変わらない事実は時制の一致の影響を受けない

英語王子

時制の一致の例外は3つのケースに大別できるんだ。 それでは、早速1つ目を確認していこう!



真理・格言

時制の一致の例外
「私たちは、地球は太陽の周りを回っていると習った」
英語王子

ほらほら!
that の前後の動詞の形を比べてみて。



もぐら

あれ?
冒頭は We learned と過去時制だけと、that 節は the earth goes と現在形になってるモ。



英語王子

過去時制の主節に現在形の that 節が続くのは、普通に考えるととても不自然なことだよね。

この that 節で述べられている「地球は太陽の周りを回っている」というのは、過去でも現在でも変わらない事実だよね?



もぐら

確かに、昔も今も地球は太陽の周りを回っているし、その事実に変化はないからね~。
ってか、むしろその事実が変わってしまったらコワイよね(笑)。



英語王子

過去においても、現在においても、変わり得ない事実は、不変の「真理」とも言われ、こうした内容は時制の一致の影響を受けないんだ。



時制の一致の例外
「祖父はよく『時は金なり』と言っていた」
英語王子

that 節には time is money「時は金なり」という格言が続いているよね?
こうした格言は過去であろうと、現在であろうと、意味が変わることはないよね?



もぐら

そっか。昔も今も格言の意味に変化はないもんね。



英語王子

ゆえに、格言が that 節で述べられている場合も、時制の一致の影響は受けないから、主節の時制にかかわらず、現在形にしておいてね。



習慣

時制の一致の例外
「彼女は毎晩自炊をしていると私に言った」
もぐら

この例文も、She told という過去形ではじまっているけど、that 節は she cooks と現在形になってるね。



英語王子

that 節では習慣を述べているんだけど、このケースは少し複雑で、その習慣が現在も繰り返し行われている場合、that 節は現在形で統一するんだ。



もぐら

ということは、「彼女が毎晩自炊をする」というのは、過去でも現在でも繰り返し行っている動作である、ということなんだね!



英語王子

そういうことになるね!
だから、時制の一致の影響を受けないんだ。



歴史上の事実

時制の一致の例外
「1991年に湾岸戦争が始まったと習いましたか」
英語王子

この場合の主節は Did you learn の部分になるね。
そして that 節の Gulf War broke out in 1991 は、もちろん主節より前の出来事のはずだよね?



もぐら

前の出来事じゃないと、過去に起きた歴史の事実として習うことはできないもんね(笑)。



英語王子

とすると、本来なら、that 節は過去完了形にして

Gulf War had broken out in 1991

と、ならないとおかしいはずでは?



もぐら

そっか。
過去時制のさらに前の出来事は、過去完了で表現するんだったね!



英語王子

でも、ここでは主節と同じ過去時制のままになっているのは、なぜか?

それは、こうした歴史上の事実は、過去の出来事であることがはっきりしているので、英文の時制で、過去形にしたり完了形にしたりして、どっちが昔のことかを示さなくても、時間軸が明確だからなんだ。



もぐら

なるほどねぇ。
湾岸戦争がいつ起こったかは、教科書にも載っているくらいだし、いつ起こったかは明らかだもんね。



英語王子

時制の一致の影響を受けない
「真理・格言」「習慣」「歴史上の事実」
の3つは必ず覚えておこうね!



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